トマトの作り方

• 2021年06月18日
• トマトミニチュア作り方難易度2
• 難易度：

こんにちは、ミニコです。

今回はミニチュアトマトの作り方を説明させていただきます。
作り方の動画もあるのでよろしければそちらもご参照ください。

まず、上記の材料、道具をお手元にご用意ください。

STEP1 原型作り

クリアファイルに油性ペンとテンプレート定規で円を書きます。

白と茶のエポキシパテを同量ずつ取り、混ぜます。

クリアファイルの円の上に混ぜたパテをのせていきます。

トマトの断面の写真を見ながら、パテの形を細工棒で整えていきます。整えたらしっかりと固まるまで乾燥させます。

パテが乾燥したら、耐水ペーパーでパテの表裏を整えていきます。

紙やすりでパテの側面を整えます。

やすりでパテの穴の形も整えます。

STEP2 型を取る

整えたパテをクリアファイルに戻します。

ブルーミックスの白と青のパテを同量ずつ取り出し、混ぜます。

混ぜたらトマトの原型にパテを押し当てて、型を取ります。プラ板で作った枠をはめて押し当てるときれいに型が取れます。

ブルーミックスが固まるまでこのままにしておきます。

固まったら原型を取り外して、トマトの型の完成です。

STEP3 成形する

グレイス（樹脂風粘土）にアクリル絵の具（赤、黄緑、黄土）を混ぜて、トマトのベースの粘土を作ります。粘土は乾燥しないようにラップに包んでおきます。

型に粘土を入れて、このまま少し乾燥したら型から粘土を抜いていきます。型から抜いた粘土はしっかり乾燥させます。

グレイス（樹脂風粘土）にアクリル絵の具（白、黄土）を混ぜて、トマトの種用の粘土を作ります。

ピンセットで粘土を少量つまんで丸めて、しっかり乾燥させます。同じものを10～14粒ぐらい用意してください。

STEP4 着彩する

アクリル絵の具（赤、黄緑、黄土）を混ぜて、トマトの皮の色を作ります。絵の具は水で少し薄めます。

メラミンスポンジに絵の具を染み込ませてティッシュでオフします。

ポンポンッとやさしく絵の具をのせていきます。着彩が終わったらよく乾燥させます。

STEP5 コーティング

爪楊枝の先端に両面テープをつけて、着彩したトマトをくっつけます。

グロスバーニッシュを筆で、トマトの側面と表面をコーティングします。側面はツヤが出る様に、表面はツヤ感を抑え気味（グロスバーニッシュをつけすぎないように）に塗り、しっかり乾燥させます。

STEP6 レジン

シリコン型の上にトマトをのせます。

シリコン調色パレットに宝石の雫（イエローグリーン、オレンジ）とUVクラフトレジン液を入れて色調スティックで混ぜます。

トマトの穴にレジンと種を入れて、UVクリスタルランプで硬化させて完成です。

ミニチュアトマトの完成

トマトの断面は物によって色んな形をしているので、色んなトマトの写真を参考に作ってみるのもいいと思います。
今回作ったトマトは断面にしましたが、丸々一個のトマトもいつか作りたいです。

ちなみにトマトのおしり部分から、放射状の白い線が均等に伸びていて、さらにその線が濃い色のものがおいしいそうです。ミニチュアを作る時はそこら辺も再現してみたいです。

動画