エポキシパテ
価格 | ¥1,480+税 |
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重量 | 100g |
メーカー | 株式会社タミヤ |
アイテム説明
エポキシパテは穴埋め、成形、硬化後の切削などに使えます。破損した家具やコンクリートなどを修理することもできます。セメダイン株式会社のエポキシパテを見ても色んな種類が販売されています。
私がよく使っているのはタミヤから販売されている「エポキシ造形パテ(速硬化タイプ)」です。フィギュアやプラモデルなどの用途に作られている商品です。
他にもタミヤから「高密度タイプ」というエポキシパテも販売されています。
「速硬化タイプ」は1~2時間で硬化が開始して、6時間で完全に硬化します。「高密度タイプ」は5~6時間で硬化が開始して、完全に硬化するまで12時間。成形に時間のかかるものを作る時は硬化時間の長い「高密度タイプ」を使うなどして使い分けすると良いと思います。 ちなみにプラへの食い付き、きめ細かさは「高密度タイプ」の方が勝っているようです。
それではタミヤの「エポキシ造形パテ(速硬化タイプ)」を実際に使っていきます。箱を空けると粘土状の白い主剤とベージュの硬化剤が入っています。こちらを同量ずつ混ぜ合わせることによって硬化させることができます。
ハサミで2つのパテを同量ずつカットしていきます。
このハサミはテープやのりなどもカットしやすいフッ素コートがされています。普通のハサミでカットするとこびりついて大変なことになりますが、こちらのハサミでは今のところこびり付いた事はありません。
ちなみに同量と言いましたが厳密に同量でなくても硬化するのであまり神経質に計量する必要はありません。
一緒にカットしたフィルムを剥がして、2つのパテを練り合わせていきます。
エポキシパテは素手で練り合わせると手がかぶれたりすることがあります。私はゴム手袋で練った時のベタ付き感が苦手なので、素手で練ってしまっています。素手の方がべた付き感がいくらかマシに感じます。
作業後はしっかりと手を洗ってはいますが、肌の弱い方は、ゴム手袋や指サックを使用されることをおすすめします。
ベタ付きは水を少量つけると作業しやすくなるので試してみてください。
個人的にはベビーオイルをつけて成形するのが一番ベタ付かない方法だと思っているのですが、ベビーオイルをつけてしまうと食い付きが悪くなるので注意が必要です。しっかり食い付かせたい部分にはベビーオイルは使わないようにしています。
ベビーオイルを使用する方法ですが、今までされている方を見たことがないので、使用される場合は自己責任でお願いします(笑)ちなみにモデラーの方たちはメンソレータムを塗ってベタ付きを抑えたりしているようです。
ベビーオイルもメンソレータムも油分が含まれているので、エポキシパテの硬化後はしっかりと中性洗剤などで拭き取ってから塗装などしてください。
制作場面のご紹介①
私がエポキシパテを使った場面を少しご紹介していきます。こちらは旋盤で丸棒を削り、そこにエポキシパテをつけています。ちなみにタミヤのポキシパテはスチロール樹脂、木、金属、陶器などに使えます。
細工棒にベビーオイルを塗ってパテの形を整えます。ベビーオイルを塗らないと細工棒にパテがくっついてしまいます。
硬化したら削って形を整えます。
作った原型はヒートプレスで塩ビ板やプラ板を押し当てて型を取ったりしています。
型を取った塩ビやプラを加工していくとこのような作品が作れます。
制作場面のご紹介②
こちらはプラ板などの上にエポキシパテをつけて作りたい形に成形しています。
成形して硬化したらブルーミックス(型取り剤)で型を取ります。ブルーミックスが固まったら型が出来上がります。
作った型には粘土をつめて成形することができます。同じ形をいくつも用意したい場合は型を取ると時短になります。
粘土が乾燥したら、着彩したり、ニスを塗ったりして完成です。ミニチュアフードを作る時はこの方法で作ることが結構多いです。
購入場所
私はAmazonで購入しています。他にもご紹介したハサミも確かAmazonで購入しました。
アマゾン通販
動画
エポキシパテの使い方を動画にまとめて投稿しています。