
湯呑と茶托の作り方
こんにちは、ミニコです。
今回はミニチュア湯呑と茶托の作り方を説明させていただきます。
作り方の動画もあるのでよろしければそちらもご参照ください。
動画内で使用したもの
- 素材
- ヒノキ丸棒(直径8mm)
- ヒノキ丸棒(直径12mm)
- プラ板(0.3mm厚)
- プラ棒パイプ(直径3.2mm、内径1.9mm)
- MDF
- UVクラフトレジン液
- 着色&着彩&コーティング関連
- Mr.サーフェイサー
- Mr.レベリングうすめ液
- Mr.カラー(ホワイト、イエロー)
- 宝石の雫(イエローグリーン、イエロー)
- シリコン調色パレット
- 調色スティック
- 工具
- 接着剤
- タミヤセメント(流し込みタイプ)
- その他道具
- 家電
まず、上記の材料、道具をお手元にご用意ください。
STEP1 原型を作る


旋盤に「ヒノキ丸棒(直径8mm)」をセットして、「木工旋盤バイト」で湯呑の形に削り、原型を作ります。
旋盤がない場合は、ヤスリで削って原型を作ります。

お次は「ヒノキ丸棒(直径12mm)」をセットして、湯呑の原型と同様に、茶托の原型を作ります。
STEP2 型を取る

ヒートプレスで「プラ板(0.3mm厚)」を変形させて、型を取っていきます。まずは、湯呑の原型を写真の様に「ひっつき虫」で固定します。

真ん中に四角い穴をあけたMDF2枚の間に「プラ板(0.3mm厚)」を挟み、目玉クリップでとめます。「ヒートガン」でプラ板を熱します。

よく熱したら、原型にプラを押し当てていきます。

変形させたプラの余分な部分を「エッチングバサミ」でざっくりカットします。

ざっくりカットしたら、原型にプラを再度かぶせます。際の部分にハサミを沿わせてカットしていきます。

茶托のプラ加工は「スポンジゴム」を下に置いて、「ヒートガン」でプラ板を熱します。その上に原型を押し当てて変形させます。

湯呑と同様に「エッチングバサミ」でカットします。
STEP3 糸底を作る


「プラ棒パイプ(直径3.2mm、内径1.9mm)」をデザインカッターでカットして、糸底を作ります。

湯呑の底部分に「タミヤセメント(流し込みタイプ)」で接着します。
STEP4 やすりをかける

湯呑のやすりがけをします。原型にプラを被せて、水をつけた耐水ペーパーで糸底にやすりをかけます。

湯呑の淵にやすりをかける時は、「ひっつき虫」を持ち手の様にしてかけます。

茶托も同じ様に耐水ペーパーでやすりをかけます。

最後に湯呑と茶托を「スポンジやすり」にかけました。
STEP5 着彩する


爪楊枝に「ひっつき虫」をつけて、そこに湯呑と茶托のプラを固定します。
そして「Mr.レベリングうすめ液」で薄めた「Mr.サーフェイサー」を塗布します。片面が乾燥したら、反対側も塗布して乾燥させます。

サーフェイサーが乾燥したら、色をのせていきます。
色は「Mr.カラー(ホワイト、イエロー)」と「Mr.レベリングうすめ液」を混ぜてクリーム色を作りました。
サーフェイサーと同じように両面に塗布して乾燥させます。
STEP6 お茶を淹れる

湯呑にレジンでお茶を淹れていきます。まず、適当なプラ板に両面テープをつけて、その上に湯呑を固定させます。

「UVクラフトレジン液」を「シリコン調色パレット」に出し、「宝石の雫(イエローグリーン、イエロー)」を「調色スティック」で混ぜて、緑茶の色を作ります。

混ぜたときに気泡が入ったので、「ヒートガン」で熱して気泡を飛ばします。

「調色スティック」で丁寧に湯呑にレジンを入れます。


「UVクリスタルランプ」で硬化させて完成です。
ミニチュア湯呑と茶托の完成

最後までご覧頂き、ありがとうございます。
茶器のデザインですが、北欧っぽく仕上げてみました(笑)
今回の作品は少し前に作った、三色団子、桜餅、スクエアプレートに合わせて作っています。
桜餅や三色団子をのせる皿が青みが買ったグレーだったので、茶器の色はその色に合いそうなクリーム色にしました。
少しでも参考になったなら嬉しいです。動画もよろしくお願いします。