半円のお皿の作り方

• 2021年12月10日
• ミニチュア作り方皿難易度3
• 難易度：

こんにちは、ミニコです。

今回はミニチュア半円のお皿の作り方を説明させていただきます。
作り方の動画もあるのでよろしければそちらもご参照ください。

まず、上記の材料、道具をお手元にご用意ください。

STEP1 原型作り

作りたいお皿のサイズで図を作って印刷しました。

同じ図が2つありますが、1つは線の外側でカットします。もう1つは線の内側でカットします。

プラ板（1mm厚）にカットした紙を速乾アクリアで貼り付けます。

接着剤が乾燥したら定規、カッター、アートナイフなどを使って、図形に合わせてプラ板をざっくりとカットします。

外側の線でカットしたプラ板に1mm厚のプラ板をもう一枚貼り付けて厚みを出します。

接着剤が乾燥したら図形の形にプラ板をカットします。

内側の線に合わせて紙をカットします。カットしたら内側の紙を剥がします。

紙を剥がしたところにカットしたもう一枚のプラ板をタミヤセメントを使って接着します。

接着剤が乾燥したらプラ板の淵を耐水ペーパーで整えます。整えたら接着した紙を剥がします。

プラ板との隙間にエポキシパテをつけていきます。形を整えたら硬化するまでこのままにしておきます。

硬化したらやすりを使って全体の形を整えます。原型の完成です。

STEP2 熱加工

バキュームフォーマーを使ってプラ板（0.3mm厚）を熱加工していきます。バキュームフォーマーの上に立方体木材をのせて、その上に原型をおきます。

四角穴のMDF2枚の間にプラ板（0.3mm厚）を挟んで、目玉クリップで固定します。

電気コンロで加熱し、バキュームフォーマーで吸引します。

不要なプラをエッチングバサミでカットします。

カットしたら淵を耐水ペーパーで整えます。

STEP3 成形する

ティッシュにベビーオイルを出し、プレス、プラ板(サイドに0.5mm厚のプラ接着済)、原型、熱加工したプラに塗っていきます。

石塑粘土をプラ板(サイドに0.5mm厚のプラ接着済)にのせ、プレスで押して均一にします。

均一にした粘土を原型に押し当てて、不要な粘土をカットします。

その上に熱加工したプラを被せて押して形を整えます。整えたらプラを剥がし、粘土を乾燥させます。

粘土が乾燥したら原型から剥がし、粘土の淵をハサミでざっくりと整えます。

さらにやすりで淵を整えます。

STEP4 着彩する

アクリル絵の具（消炭色、銅）の色を混ぜて色を作ります。

乾燥させた粘土に筆で塗っていきます。

表の絵の具が乾燥したら裏も塗り、乾燥させます。

絵の具が乾燥したら、やすりで裏の絵の具を削って綺麗にします。

STEP5 コーティング

両面にトップコートをかけて乾燥させたら完成です。

ミニチュア半円のお皿の完成

今回は半円の形をしたお皿を作ってみました。
イメージとしては焼き魚や焼き鳥などを盛った時におしゃれに見えるものを目指して作りました。

最初はプラ板を熱加工したものを使ってお皿を作る予定だったのですが、作っているうちに手作り風の温かみのあるお皿にしたいと思い、粘土を使ってお皿を作ることにしました。
少しでも参考になったら嬉しいです。

動画