桜餅の作り方
こんにちは、ミニコです。
今回はミニチュア桜餅の作り方を説明させていただきます。
作り方の動画もあるのでよろしければそちらもご参照ください。
動画内で使用したもの
- 素材
- プラ板(1.5mm厚)
- 粘土
- 着色&着彩&コーティング関連
- 工具
- 接着剤
- 成形道具
- 細工棒
- おろし金
- プレス
- その他道具
まず、上記の材料、道具をお手元にご用意ください。
STEP1 粘土の準備
グレイス(樹脂風粘土)をアクリル絵の具(赤、白)で着色します。
写真のような色になるまで均一にこねてください。
こねた粘土の半分は写真の様にして、乾燥させておきます。
乾燥した粘土はおろし金を使って削ってください。
次にアクリル絵の具(青、赤、黒)を混ぜて、あんこの色を作ります。
グレイス(樹脂風粘土)に絵の具を混ぜます。あんこの色は結構濃い色なので、絵の具は多めに混ぜます。
写真の様な色になるまで絵の具を混ぜてください。
お次は桜の葉の塩漬けの色を作ります。アクリル絵の具(黒、赤、黄、緑)を混ぜて色を作ります。
写真の様な色になるまで絵の具を混ぜてください。
STEP2 成形する
桜の葉の型を作っていきます。プラ板(0.5mm厚)に油性ペンで葉脈を書いていきます。
彫刻刀(三角刀)で書いた葉脈通りに削っていきます。
さらに細かい葉脈を表現する為に、細工棒で削っていきます。型の完成です。
油性ペンの跡はヤスリで削りました。型にベビーオイルを綿棒でまんべんなく塗っていきます。
桜の葉の塩漬け用に作った粘土を乗せて、プレスで伸ばします。
伸ばすときは写真ぐらいの厚みが良いと思います。薄くしすぎると、葉が透けてニセモノっぽくなります。
乾燥させたら、お次はグロスバーニッシュを使ってコーティングしていきます。
ニスが乾燥したら、エッチングバサミで葉の型にカットしていきます。桜の葉の塩漬けの完成です。
お次はあんこの成形を行います。あんこ用粘土をカラースケールの「A」で計量して、丸めてしっかりと乾燥させます。
餅用粘土をカラースケール「B」で計量し、そのまま乾燥したあんこの粘土を詰めて、形を整えます。
丸めた粘土の裏側に、細工棒で穴をあけます。空いた穴に爪楊枝をボンドで接着します。
削った粘土を成形した桜餅にくっつけていきます。筆に水をつけて、桜餅を湿らせます。湿らせたら、削った粘土をくっつけて、指とピンセットで整えます。
乾燥させます。
乾燥したらグロスバーニッシュでコーティングしていきます。
ニスが乾燥したら、爪楊枝を取ってください。刺さっていた穴に筆で水を浸透させて、穴に削った粘土を入れて馴染ませます。
STEP3 パーツを接着
餅と葉をボンドで接着します。葉は指で形を整えて完成です。
完成
手持ちのお皿に桜餅を盛り付けてみました。
まとめ
今回の作品ですが、結構苦労して作り上げました。桜の葉は、葉の厚みや色、葉脈の形にもこだわって作りました。作品を作るために、桜餅を購入して実際に食べたりもしました(笑)
桜餅を食べると春がやってきた感じがしてウキウキします。
今年もゆっくりお花見したり、誰かに会うことが難しい年になってしまいましたが、作品を見て頂いた方に少しでもほっこりしてもらえたら嬉しいです。
下記に動画も載せておきますので、よろしくお願いします。